【日経QUICKニュース(NQN) 中元大輔】外国為替市場で円の下値が堅くなっている。米長期金利の上昇(債券価格の下落)一服や、国内投資家による対外証券投資の鈍化が円の売り圧力を和らげるとの見方が根強いからだ。投機筋が主導してこれまで進んできた円安・ドル高の流れから一転、当面はレンジ相場の様相を強めるかもしれない。 ■売り材料乏しく 23日の東京市場で、円の対ドル相場は108円台後半で推移している。直近で最も売られたのは15日で、109円36銭近辺と2020年6月以来9カ月ぶりの安値を付けた。バイデン米政権による1.9兆ドル規模の大型経済対策が米景気回復を早めるとの期待から米長期金利が上...

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