【日経QUICKニュース(NQN) 山田周吾】ブラジルの通貨レアルが安値圏から抜け出せない。ブラジル中央銀行は5日、2会合連続の利上げを決めた。中銀はさらなる利上げに踏み切る姿勢で、同国の主要な輸出品である鉄鉱石も価格は右肩上がり。レアル相場の支援材料は多いものの、止まらない新型コロナウイルスの感染拡大が「買えない通貨」として上昇を阻んでいる。 ■利上げでも「買いの魅力ない」 レアル相場は上値の重い展開が続いている。3月に市場予想を上回る0.75%の利上げに踏み切って以降、対ドルでは1ドル=5.6レアル前後から足元では5.3レアル台まで水準を切り上げた。しかし、新型コロナの感染拡大前であ...
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