【日経QUICKニュース(NQN) 川上純平】「低リスク通貨」の争いで円が劣勢に立たされている。円相場は5月10日、同じく低リスク通貨とされるスイスフランに対しておよそ5年半ぶりの安値に沈んだ。経済活動の正常化が進むスイスの通貨に投資家の資金が流れ込みやすくなっているためだ。コロナ感染の拡大が止まらず、緊急事態宣言が延長された日本の円には不信感が意識されている。 ■日本は延長、スイスは緩和 10日の外国為替市場で円は1スイスフラン=120円台後半に下落し、2015年12月以来の水準に下落した。円は4月下旬から下げ足を速め、足元にかけて3円ほど円安・スイスフラン高が進んだ。おおむね116~1...
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