【QUICK Market Eyes 池谷 信久】米10年債利回りは3月末に一時1.77%を付けたが、足下は1.6%前後で推移している。背景には、米連邦準備理事会(FRB)が大規模な金融緩和政策を維持すると強調していることに加え、バイデン政権が法人税や富裕層に対する増税を示唆したことで、過度な国債増発懸念が後退したことがある。 だが、景気の回復ペースは加速している。4月の雇用統計とISM指数は予想外に悪化したが、ソニーフィナンシャルホールディングスの渡辺浩志氏は「需要の弱さではなく一時的な労働の供給制約を反映した面が強く、再加速が見込まれる」と指摘する。実際、11日に発表された労働需要を表す...
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