【NQNニューヨーク 古江敦子】5月12日のニューヨーク債券市場で米長期金利の指標である10年物国債利回りは前日比0.07%高い1.69%で終えた。4月の米消費者物価指数(CPI)が前年同月比4.2%上昇と市場予想を上回る伸びとなり、目先のインフレを織り込む売りが強まった。米連邦準備理事会(FRB)は今のところインフレ加速を静観する姿勢だが、市場では早期の金融緩和縮小の観測が再浮上している。 ■経済再開を反映 CPIで驚きを誘ったのが、エネルギーと食品を除くコア指数の加速だ。4月のコア指数は前月比0.9%上昇し、上昇率は1982年4月以来39年ぶりの高水準となった。市場予想(0.3%上昇...
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