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【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ） 鈴木孝太朗】５月18日の東京株式市場でトヨタ自動車（7203）株が上場来高値を付けた。期初に控えめな業績予想を出すといわれる同社の業績上振れ観測が高まっている。米長期金利の上昇を背景にハイテク株が調整局面を迎えるなか、相対的に好調な景気敏感株の一角として海外勢などの買いが向かった。もっとも、投資指標面をみると必ずしも改革による成長期待が高まっているとは言い難い現実がある。 ■保守的な予想 同日の株価は一時前日比2.6％高の8869円まで上昇した。2015年３月に付けた8783円を上回り、およそ６年２カ月ぶりに上場来高値を更新した。「台湾株の急伸が投資家心...
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