【QUICK Market Eyes 大野弘貴】6月18日の米株市場は大幅安となったが、例年この時期は6月末に向けて株価が下落しやすいというアノマリーがある。 6月末アノマリー 5月末を基準とし、直近10年間のダウ平均、S&P500の推移の平均を確認すると、例年先週金曜日時点から米株は軟調推移し、月末で底打ちする傾向がみられる。 対照的に、日経平均やTOPIXは底堅く推移するアノマリーがみられた。国内では3月末決算企業の配当金支払いに伴う需給材料が考えられる。それでも21日は日経平均が953円安を演じた。 7月は主要ETF決算日 例年、日本株は7月9日前後にかけて相対的に弱含み...
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