【QUICK Market Eyes 池谷 信久、片平 正二】先週の米債市場では、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ前倒し観測を受け、2年債など金融政策の影響を受けやすい年限の金利が上昇する一方、長期金利は低下した。足元の米長期金利の低下はBEI(ブレーク・イーブン・インフレ率、市場が織り込む期待インフレ率)が主導している。10年物米BEIは18日に2.24%と3カ月ぶりの水準まで低下した(緑線)。 BEIは商品市況の影響を受けやすく、5月に銅価格(青線)が下落に転じて以降、低下基調が続いている。BEIの金利低下ペースは名目金利を上回り、名目金利と期待インフレ率の差の実質金利(黄面)は足元で...
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