【日経QUICKニュース(NQN) 山田周吾】トルコの通貨リラが最安値圏でくすぶっている。トルコ中央銀行は「断固とした」金融引き締め策を続ける方針を強調したが、通貨安から抜け出すきっかけとはなっていない。トルコのエルドアン大統領による利下げ圧力に加え、対米関係の悪化とインフレの高止まりが中銀の「タカ派」姿勢を空砲にした。市場参加者の視線は冷ややかだ。 ミサイル問題進展なしに失望 6月22日の外国為替市場ではリラが対ドルで1ドル=8.8リラの節目に迫った。早期の米利上げ観測に伴う米ドル高もあって6月中旬の8.2リラ台から再び最安値圏で下げ足を速めている。対円でもリラの弱さは顕著で、1リラ=...
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