日銀は7月1日に6月の全国企業短期経済観測調査(短観)を発表する。QUICKが集計した市場予想では大企業の業況判断指数(DI)の中央値は製造業がプラス15(3月調査はプラス5)、非製造業がプラス3(マイナス1)といずれも改善する見通しだ。短観の注目点などについて三菱UFJリサーチ&コンサルティングの小林真一郎氏に聞いた。(聞き手は日経QUICKニュース、中元大輔) 三菱UFJリサーチ&コンサルティング・小林真一郎主席研究員 大企業・製造業の業況判断DIをプラス11と見込む。新型コロナウイルスのワクチン接種が進む海外で需要が高まり、輸出が好調だ。機械を中心とした加工業種で景況感が大幅に改...
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