【NQNニューヨーク=川内資子】米長期金利の低下が止まらない。8日の米債券市場で長期金利の指標となる10年物国債利回りは一時1.25%と2月中旬以来の低水準を付けた。複数の要因が重なって始まった利回り低下だが、買いが買いを呼ぶ形で値動きが大きくなった。金利水準はファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)を映していないとの声は多いが、目先は一段の低下を見込む市場参加者も少なくない。 ■「タカ派転換は政策ミス」 10年債利回りは今週の3営業日だけで0.2%近く低下した。低下幅の大きさと速さについては、(1)米連邦準備理事会(FRB)の政策運営を巡る市場の認識の変化に加え、(2)世界での新型コロナウ...
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