【日経QUICKニュース(NQN) 山本裕二】原油相場が急落し、外国為替市場ではカナダドルやブラジルレアルといった産油国通貨に売りが出ている。石油輸出国機構(OPEC)加盟国などによる協調減産の縮小合意をきっかけに需給の緩みが意識されたのが原油急落を招き、産油国通貨の相場を押し下げている。なかでも相場回復が早かったカナダドルに反動で売りが膨らむなど、産油国通貨の下げには濃淡がみられている。 産油国通貨への売り圧力 OPEC加盟国とロシアやメキシコなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は7月18日、協調減産幅を8月から毎月日量40万バレル縮小することで合意した。新型コロナウイルスのイ...
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