ドイツ連邦銀行のイェンス・ワイトマン総裁は、金融市場が気候変動リスクを十分に評価できないのなら、欧州中央銀行(ECB)は債券購入プログラムで気候変動対策を考慮せざるを得なくなるだろうと述べた。 ワイトマン総裁は以前、中央銀行は「市場中立」の原則を遵守すべきであり、「市場の歪み、政治的行動または温室効果ガス排出量を修正する」役割は担っていないと述べていたことから、中央銀行が気候変動問題の解決に向けていかに取組むべきかを示した今回の発言は、同総裁の見解の変化を示している。同総裁は国際決済銀行(BIS)が主催した2021年6月2日の「グリーン・スワン」会議の講演で、中央銀行は気候変動問題の解...
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