【NQNニューヨーク 川内資子】8月11日の米国債市場で長期債相場は6営業日ぶりに反発し、長期金利の指標となる10年物国債利回りは前日比0.02%低い(価格は高い)1.33%で終えた。11日発表の7月の消費者物価指数(CPI)が市場予想ほど上昇せず、「一時的な物価上昇」が一服するとの見方から買いが入った。物価が高止まりする状態は長く続くとの声は多いが、早期のテーパリング(量的金融緩和の縮小)観測から足元で強まった長期金利の上昇はひとまず止まった。 「高インフレリスクが消えたとはいえない」 CPIでエネルギー・食品を除くコア指数は前年同月比4.3%上昇と、上昇率は前月(4.5%)から縮...
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