【日経QUICKニュース(NQN) 神能淳志】地方銀行の国債運用の潮目が変わりつつある。地銀の多くは預金が増える一方、貸し出しの伸びは緩やかで、預金から貸出金を引いた預貸ギャップは拡大が続いている。運用できる余資が増えても、国債残高を一段と積み上げることには慎重だ。地銀は、より高い利回りを求めて超長期債の購入を増やしてきたが、そうした行動は限界に近づいているようだ。 都銀と地銀で異なる構図 日銀が8月24日公表した国内銀行の資産・負債等のデータによると、国内銀行全体の預貸ギャップは6月末時点で348兆887億円と前月から約4兆8000億円縮小した。都市銀行を中心に貸し出しの減少よりも預金の...
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