【NQNニューヨーク 岩本貴子】今週(9月27日~10月1日)の米株式相場は上値の重い展開となりそうだ。中国の不動産大手、中国恒大集団の経営不安を巡る懸念はくすぶっており上値を追う買いは入りにくい。サプライチェーン(供給網)の混乱やコスト増による企業収益悪化の懸念も高まっている。 中国恒大問題 前週の米ダウ工業株30種平均は週間で213ドル上昇した。中国恒大の経営不安や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて週初は売りが優勢だった。米連邦準備理事会(FRB)はFOMCで景気回復が予想通り進めばテーパリング(量的金融緩和の縮小)が「近く正当化される」と年内開始を強く示唆した。FOMCを無...
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中国恒大、利払いの進捗 募る懸念は国慶節後に先送りされるとの見方が多いのですかね。 パウエルFRB議長は冷静なコメントをしましたので、今度は連休入り前に中国当局が何かしらの発言をするのではと市場の関心が移っている雰囲気です。 9/23 2億3200万元 ←利払い実施表明 8353万ドル ←予定通りできず(債務不履行まで30日間の猶予) 9/29 4750万ドル (10/1~7 国慶節) 10/12 1億4813万ドル 10/19 1億2180万元 10/30 1425万ドル 11/8 8249万ドル 12/28 2億5520万ドル 9/20期限の利払いは銀行に延期などを受け入れさせたもようです。