「脱炭素」が株式市場の投資テーマに浮上してから久しいですが、日を追うごとに注目度は増しています。QUICK Money Worldでは脱炭素をテーマにした株式投資に関する記事を公開してきました。今後の投資判断の一助としてご一読ください。

• 脱炭素の設備投資で恩恵受ける注目銘柄一覧（日本株ストラテジー）

• 注目テーマ「洋上風力発電」　関連銘柄の本命は？浮体式と着床式の違い、日本の取り組みも解説

  • ＜関連銘柄一覧はコチラ＞日本政府は脱炭素社会実現に向け、洋上風力発電を拡大を2040年までに大型火力発電機40基以上と目標を掲げた。風力発電には、本体、増速機、発電機、変圧器、軸受、ブレード、油圧機器、鉄鋼・鋳物などのコンポーネントを必要とし、巨額のマネーが流入するだろう。また、洋上風力建設に必要な作業船の受注も増えるなど、テーマ株への風向きも良好か。

• 注目テーマ「水素」　脱炭素で注目、日本の関連株の本命は？FCVではトヨタやホンダも

  • ＜関連銘柄一覧はコチラ＞脱炭素関連株として注目されている水素エネルギー。福島水素エネルギーフィールドは政府が実験プラントとして作るなど、話題となっている。水素は分子が微小なため金属に浸透すると水素脆性でボロボロになってしまうため、バブルやタンクひとつとってもハイテクセクターである。本テーマでは、水素の製造から利用、周辺部品など幅広く取り扱っている。

• 注目テーマ「電気自動車」　関連銘柄の本命は？米国株も含めて紹介

  • ＜関連テーマ：パワー半導体＞パワー半導体は大きな電力を扱える半導体で、CPUなどの頭脳ではなく、筋肉と例えられる半導体である。電気自動車や昨今の脱炭素社会では、電力消費の効率化技術が必要不可欠となっている。世界の電力の55%はモータに使われる言われているほど。パワー半導体関連企業に注目しておきたい。
  • ＜関連テーマ：全固体電池＞リチウムイオン電池の置き換え需要や競合として注目されている全固体電池。触媒に固体を使用することで難燃性で熱くなりにくく安全性が高いため、ウェアラブル端末での使用が期待されている。さらに、IoT機器向けや電気自動車(EV)向けの研究開発も盛んに行われている。また、全固体電池に使う電解質の開発企業は今後需要が高まってきている。バッテリーの小型化が進む時代に、次世代燃料としての需要が高まりそうだ。

• 注目テーマ「再生可能エネルギー」をわかりやすく解説　関連する銘柄や業界の今後を紹介

• エネルギー高騰と株価、どうつながる？（チャートでズバリ！）

• ［テーマ株］脱炭素で注目の「アンモニア」関連株、東洋エンジニアリング株など上昇顕著

• 日本の半導体関連株に恩恵与える温暖化ガス排出削減（日本株ストラテジー）

• 株価上昇が際立つ太陽電池製造装置関連株

• 脱石油の変身力なら出光　特許価値で業界首位（IPリポート　VOL.64)

• 「化石燃料はダメ」、保有比率少ないほど高パフォーマンスで鮮明になる投資家の選別

• ESG投資の意味とは　SDGsとの関連性、メリット・デメリットも解説

• その他のテーマ株一覧

  • 二酸化炭素地下貯蔵：CCSは、Carbon dioxide Capture and Storageの略であり、二酸化炭素（CO2）の回収、貯留を意味する。長年に渡り地中から掘り出したCO2を再度、貯留層に埋めることで、大気中のCO2を削減する試みである。ESG関連としても注目されている。
  • バイオマス発電：木屑や燃えるゴミ、生ごみなどを焼却処理する際に発生する熱を利用した発電方法。バイオマス発電機メーカや発電所、燃料の輸入企業など、次世代エネルギーに注目が集まる。