ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントが運用する「netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)」(通称:ネットウィンB)は、実績20年を超える長寿の投資信託。テクノロジーの発展で恩恵を受ける米国企業の株式に投資する。20年間コツコツ積み立てしていたら、どれくらいの利益になったか確認してみよう。
この積み立て投資チャートを見ると、過去20年で合計100万円を積み立てた場合、今年9月末時点の評価額は583万円と投資元本の5.8倍になった(購入手数料を考慮しない)。20年の「積み立てリターン」は483.51%。10年で100万円を積み立てた評価額は337万円に、5年でも194万円になった。
効率よく積み立て投資をできたかどうかを評価するには、QUICKが独自に開発した「QUICK積み立てファンド投資評価」と「QUICK積み立てファンドスコア」が参考になる。積み立てた投資信託がリスクに見合うリターンを上げてきたかどうかを評価する指標だ。
「ネットウィンB」の場合、2、3、4、5、10、20年の期間の「QUICK積み立てファンドスコア」はすべて最高評価の5(スコアは1~5の5段階評価)。ほかの海外株式型のファンドと比べ、これらの期間で相対的に効率よく積み立て投資の成果を上げたと評価できる。「投資評価」の項目にあるのは、「QUICK積み立てファンド投資評価」の数値。「積み立て投資リターン(年率)」を各期間の基準価額の価格変動リスク(年率)で割ったもので、数値が高いほど「積み立て効率がよかった」と判断する。「スコア」は同じ投信分類内での相対評価、「投資評価」はリターンとリスクを基にした絶対評価となっている。
米国テック企業の株価の好調さが伺えます。ただ、仮に積立投資を100人が開始して、20年間継続出来た人が何人いるのか、知りたいですね。