【日経QUICKニュース(NQN) 末藤加恵】日銀の黒田東彦総裁は28日、金融政策決定会合後の記者会見で、外国為替市場で急ピッチで進む円安について「(日本経済に)間違いなくプラス」だと述べ、容認ともとれる姿勢を示した。日銀はおおかたの予想通りに金融政策の現状維持を決め、同日の円相場への影響は限られた。だが市場は黒田総裁がこれまで以上に踏み込んだ表現で円相場の動向に触れたことに、2%の物価安定目標を諦めたくないとの執念も感じとったようだ。 ■たいした動きではない 「若干円安になったが、ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)に反した動きではない」。黒田総裁は10月中旬に1ドル=114円台後半...
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