来週(11月1~5日)の外国為替市場で円相場は対ドルでやや弱含みそうだ。最大の注目イベントは、2~3日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表だ。量的金融緩和の縮小(テーパリング)を決める見通しで、声明文や米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の記者会見で、利上げに対するスタンスをどう示すのかが焦点となる。大規模な金融緩和を続ける日銀との方向性の違いが改めて意識されれば、円に売り圧力がかかるだろう。 ただ、FRBのテーパリング決定自体はほぼ織り込まれている。テーパリングの早期終了や利上げ時期の前倒しなど、緩和縮小に一段と踏み込んだ姿勢を示さなければ、円売り・ドル買いの勢いは限定...
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