10月末時点の国内公募投資信託の純資産総額(残高)はQUICK資産運用研究所の推計で162.82兆円(前月末比2.41兆円増)となり、3カ月連続で過去最高を更新した(図表)。ファンド本数は5911本(同3本減)だった。 内訳をみると、ETF(上場投資信託)の残高は62.82兆円(前月末は63.35兆円)となり、過去最高だった前月末から減少した。日経平均株価が前月末比で559円安(▲1.90%)となるなど、国内株式相場の下落が響いた。10月は国内株式指数が大きく下落する局面が何度かあったが、日銀によるETFの買い入れは1日(701億円)の1回のみだった。 一方、ETF以外(MRFを含...
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