【NQNニューヨーク=川上純平】円の対ドル相場が底堅い。米株式相場は新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」が見つかる前の水準に戻りつつあるのに対し、円はオミクロン前の安値水準までまだ距離がある。オミクロン型が経済活動を大きく鈍化させるとの見方は後退しており、低リスク通貨の円が売られやすい環境ではあるが、円安が進む気配は乏しい。 ■円安はオミクロン前に届かず 円は、オミクロン型の感染拡大による景気懸念や米連邦準備理事会(FRB)がテーパリング(量的緩和の縮小)を加速させるとの見方から11月30日に1ドル=112円54銭近辺と10月中旬以来の高値を付けた。オミクロン型に対する警戒感の後退...
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