【日経QUICKニュース(NQN) 阿部美佳】米国や欧州で長期金利の上昇(債券価格の下落)が鈍い。新型コロナウイルスの感染拡大による行動規制が徐々に和らぎ、2021年は米欧の中央銀行も大規模な金融緩和策の手じまいに動いた。だが、景気懸念や債券需給の引き締まりによって長期金利上昇のピークは早々に過ぎており、来年も長期金利の上昇余地は限られるとの見方が広がっている。 ■利上げ→景気腰折れ 21年を振り返ると、米欧では長期金利の上昇が長く続かなかった。QUICKのデータによると、米長期金利は3月31日に1.743%まで上昇。新型コロナの「デルタ型」拡大で伸びが一服した後、米連邦準備理事会(FRB...
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