【NQNニューヨーク=横内理恵】米長期金利の上昇に弾みが付いている。5日の米債券市場で長期金利の指標とされる10年物国債利回りは一時、前日比0.06%高い(価格は安い)1.71%と昨年4月以来の水準に上昇した。米経済と金融政策の正常化が進むとの見通しが強まるなか、10年債利回りも上昇基調が続きそうだ。 ■想定以上に進んだ議論 午後に公表された昨年12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が市場の注目を集めた。米連邦準備理事会(FRB)はテーパリング(量的緩和の縮小)開始を決めた昨年11月の会合からわずか1カ月半でテーパリングの加速を決め、金融引き締めに前向きな「タカ派」の姿勢へ大きく...
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