日米の株式市場が転換期を迎えている。背景は世界的なインフレ圧力の高まり、そしてFRB(米連邦準備理事会)の利上げ観測だろう。新型コロナ禍は国際社会のデジタル化を後押しし、結果として関連銘柄の多いナスダックは2000年代初頭のITバブル期並みの活況を呈してきた。その当時、ITバブルが崩壊した背景にあったのはFRBによる金融引き締め策である。このITバブル期を教訓とすれば、金利上昇は成長株主導の相場が転換するシグナルと言えるのではないか。 相場の変化を端的に示すのが国際リスク選好指数(GRAI)だ。GRAIは、世界15カ国の株式指数、国債指数、社債指数に関して、各指数のボラティリティ(変動...
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