米国のWTI原油先物が1バレル100ドルの大台を超えた。もちろんウクライナ危機が大きく影響してはいるが、原油高騰の構造的な要因は大きくわけて3つある。 第1の要因は、地球温暖化抑止のための化石燃料削減の動きだ。主要エネルギー消費国が脱炭素へ動けば、化石燃料の供給国や事業者は生産量を維持するための設備投資を抑制せざるをえない。需要はすぐに急減するわけではないため、価格による調整が起こっている。 第2の理由は新型コロナ禍からの世界経済の回復だ。原油の消費量は世界経済との連動制が極めて高く、景気拡大期には急速に需要が増える傾向がある。今回のケースでは、新型コロナにより世界中の至る所でサプライチェ...
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