【NQNシンガポール=編集委員 今 晶】外国為替市場でロシアルーブルの取引が大きく細っている。国際決済網からのロシア排除など欧米の対ロ制裁によってルーブルは扱いにくくなり、市場に厚み(流動性)をもたらす投機資金が撤退一色となった。制裁対象がロシア中央銀行にも及び、通貨政策の手足を縛った結果、相場の方向性がルーブル安で固まってしまったことも新規マネーの参入を阻んでいる。 ■建玉急減 ルーブルの対米ドル相場は前週初めに暴落して以降、1米ドル=95~118ルーブル程度のレンジで急落と急反発を繰り返している。売り買いを繰り返しているのはごく一部の市場参加者で金額も小さいとみられるが、注文数が激...
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