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債券から株式に大量の資金流入の可能性（グローバルストラテジー）
【QUICK Market Eyes 大野 弘貴】ウクライナ問題と商品市況の高騰によるインフレ加速を嫌気して世界の株式相場は下げ足を速めてきた。このため投資家のポートフォリオのバランスが大きく偏っている可能性がある。このような中でＪＰモルガンは９日付リポートで、世界の株式市場が年初来で11％下落――特に３月に入ってからの下落が大きかったことから、３月末にかけて債券から株式に大きなリバランスが発生すると予想した。株式60％､債券などに40％とする伝統的な60/40戦略や各国の年金基金による債券から株式へのリバランス額は全体で2300億ドルに達するとの推計も示されている。
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