【NQNニューヨーク=川上純平】米国でインフレが加速している。10日発表の2月の消費者物価指数(CPI)上昇率は市場予想を上回り、米長期金利は再び2%台に乗せた。5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では通例の倍である0.5%の利上げが決まるとの見方が増えてきた。 ■40年ぶり 「猛烈な物価上昇だ」。市場関係者からはこんな声が聞こえてくる。2月のCPIは前年同月比の上昇率が7.9%と前月(7.5%)から拡大し、40年ぶりの大きさとなった。原油高で物価上昇は勢いを増し、市場予想(7.8%)を上回った。 ※米国のCPI(前年同月比、%) ロシアのウクライナ侵攻による供給不安から、原油は...
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