来週(4月11~15日)の外国為替市場で円相場は安値圏で一進一退の展開となりそうだ。日米の金融政策の方向性の違いや、貿易赤字が引き続き重荷となる。一方、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの加速は円の対ドル相場に織り込みが進んでおり、一段の円安進行には材料不足との指摘もある。
12日には3月の米消費者物価指数(CPI)の発表が予定されている。2月よりも伸び率が高まるとの予想が多い。インフレ抑制に向けた米金融引き締め観測がすでに市場で広がっているため、インフレ率が予想を大幅に上回らない限りは為替相場の反応は限られるとの見方があった。
金融引き締めが米景気を冷やすとの懸念もくすぶる。米...
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題