【NQNニューヨーク=川上純平】米国のインフレが天井を打ったとの見方が増えてきた。12日発表の3月の消費者物価指数(CPI)は食品とエネルギーを除くコア指数の伸び率が市場予想を下回った。インフレ加速への懸念が後退し、米金利は幅広い年限で低下した。 ■コアCPIの伸び鈍化 「インフレがピークアウトする兆候が示され、我々としてはバツが悪い」。高インフレの持続を見込んでいたエバコアISIのエド・ハイマン氏はCPI発表後にこうコメントした。3月のコアCPI上昇率は前月比0.3%と、2月(0.5%)と同じ上昇率を見込んでいた市場予想を下回った。市場関係者に物価予想の再考を迫る控えめな上昇率となった。...
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