【日経QUICKニュース(NQN) 椎名遥香】13日午後の東京外国為替市場で突然、円売り・ドル買いが膨らみ、20年ぶりの円安水準を付けた。きっかけは日銀の黒田東彦総裁の「緩和を続ける」との発言だ。さほど新味のあるコメントではなかったが、為替市場では日米の金融政策の方向性の違いに焦点が当たっており、格好の売り場となったようだ。5月の次の米連邦公開市場委員会(FOMC)を巡っては「0.5%利上げ」の確度が高まっている。円安・ドル高は目先、続きそうだ。 ■緩和は続く 黒田氏は13日、都内で開かれた信託大会であいさつし「現在の強力な金融緩和を粘り強く続ける」と発言した。今の物価上昇は家計の実質所得...
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