「男性用ジャンパーの下は裸でした」。筆者の妻の従妹はウクライナのほぼ中央に位置するヴィーンヌィツャ市の社会保険事務所で働いている。電話の向こうで従妹は泣きそうだった。 ロシアの攻撃を逃れたウクライナ東部からの避難民が後を絶たないという。面談した30代の女性は就寝中にアパートが砲撃されて夫は亡くなった。がれきから取り出せた夫の靴とジャンパーを身に着け命からがら避難したという。「女性にどう声をかけていいかわからなかった」と従妹は話す。国連移住機関(IOM)によると、15日までに480万人のウクライナ人が国外に退避した。国内に退避したウクライナ人は710万人とIOMでは試算している。 ウクラ...
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