【日経QUICKニュース(NQN) 永松英一郎】足元で20年ぶりの安値圏で推移が続く円相場。円安について日銀の黒田東彦総裁は「急速な円安はマイナスが大きくなる」としながらも「経済全体にはプラス」との立場だ。黒田氏は財務省財務官だった2001年以降の円安局面でも「行き過ぎた円高が修正されているだけ」と話したこともあった。20年以上にわたって為替市場の投機と対峙してきた黒田氏のこれまでの発言を振り返った。 日銀総裁としては「円安志向」のイメージが強い黒田氏だが、大蔵省国際金融局長だった1997年の円の下落局面では「円が再び最強の通貨になることを望む」と発言したこともあった。SMBC日興証券の森田...
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