【NQNニューヨーク=川上純平】米長期金利の変動幅が大きくなっている。インフレの動向や米連邦準備理事会(FRB)の金融政策を巡って市場参加者の不安心理が高まっているためだ。11日発表の4月の米消費者物価指数(CPI)は先行きを見極める重要なヒントになるだけに、市場関係者の関心は高い。 ■不安心理は高水準 10日の米長期金利は前日比0.04%低い(価格は高い)2.99%で終えた。9日には一時3.20%と2018年11月以来の水準まで上昇していた。4月末は2.93%だったのを踏まえると、5月は乱高下の様相を呈している。 米国債相場の予想変動率を示し、債券版の恐怖指数と呼ばれる「MOVE指数」...
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