【NQNニューヨーク=横内理恵】米長期金利の上昇(債券価格の下落)の勢いが鈍っている。11日は指標となる米10年物国債利回りが前日比0.07%低い2.92%で終えた。注目された4月の米消費者物価指数(CPI)発表直後こそ上昇したものの、次第に低下へと転じた。インフレは高止まりの公算が大きくなるが、短期的に米長期金利の天井が近いとみる市場参加者がじわりと増えている。 インフレ圧力は市場予想を超える強さだ。4月のCPIは前年同月比8.3%上昇と市場予想(8.1%)を上回った。エネルギー・食品を除くコア指数も上昇率は市場予想を超え、前月比でも予想を上回った。物価上昇の勢いを映すように米長期金利はC...
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