【日経QUICKニュース(NQN) 三好理穂】外国為替市場で、オーストラリア(豪)ドルに対する円の買いが失速している。都市封鎖(ロックダウン)などの影響で豪州最大の貿易相手国である中国の景気懸念が強まり、足元では円が約2カ月ぶりの高値まで買われる場面もあった。だが中国・上海市は新型コロナウイルス対応から経済再開への移行を表明。日豪の金利差も拡大傾向にあり、円は明確に上昇基調には転じそうにない。 3月末から5月16日までの1カ月半で、円は対豪ドルで1%強上昇した。同じ期間に対米ドルで約6%下げたのとは対照的だ。中国景気の減速懸念が強まる中で、相対的に高リスク通貨とされる豪ドルには売りが広がった...
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