来週(5月23~27日)の外国為替市場で円相場は上昇しそうだ。25日公表の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めに積極的な姿勢が確認されれば、米景気の減速が改めて意識される公算が大きい。その場合は世界的に株式相場の下落圧力が強まるとみられ、投資家のリスク回避姿勢が広がる。「低リスク通貨」とされる円には買いが入りやすいだろう。市場では「1ドル=125円台を試す展開も考えられる」(国内銀行の為替ディーラー)との声があった。
同期間の東京株式市場で日経平均株価は2万6000円台を中心に一進一退か。国内企業の2022年3月期決算発表が一巡して相場全体を...
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