【日経QUICKニュース(NQN) 佐藤梨紗】外国為替市場で円が全面安の様相を呈している。各国・地域の中銀が利上げや大規模緩和策からの正常化を進めるなか、日銀の黒田東彦総裁は7日も「強力な金融緩和を粘り強く続ける」との強い意志を改めて表明。金融政策の方向性の違いが鮮明となり、米ドルやユーロ、豪ドルなど幅広い通貨に対して円売りが加速した。
7日の東京市場で円は一時133円00銭近辺まで売られ、前日17時時点と比べた下げ幅は2円を超えた。133円台をつけるのは、2002年4月以来およそ20年ぶりだ。6月に入り、円には再び売り圧力が強まっていた。3日には、同日発表の米雇用統計が市場予想を上回る強さ...

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