米国市場で、S&Pハイイールド社債インデックスの利回りが7%台に上昇した。新型コロナの感染第1波で米国の主要都市がロックダウンされ、信用リスクが大きく拡大した2020年3月23日に11.91%を記録したが、それ以外では2019年1月以来のことだ。 2015年以降におけるハイイールド債の利回り上昇と10年国債利回りとのスプレッド拡大は、長期金利が低下する局面で起こっていた。つまり、金利上昇局面ではなく、むしろ景気減速局面で低格付け社債の信用リスクが高まった結果だった。 しかし、今回は10年国債の利回りも上昇するなかで、スプレッドが拡大した。これまでとは環境が異なっていることを示唆している。 ...
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