来週(6月27~7月1日)の外国為替市場で円相場は弱含みそうだ。1ドル=137円に迫る場面も想定される。米連邦準備理事会(FRB)など海外中銀がこぞって積極的な利上げに踏み切っており、金融緩和姿勢を貫く日銀の特異性が鮮明になっている。日米金利差などの拡大観測から円売り・ドル買いが出やすい。ただ、6月末の四半期末を挟んで実需勢の売買が交錯しやすく、市場には想定外の値動きを警戒する声もあった。
同期間の東京株式市場で日経平均株価は節目の2万6500円からさらに上値が重くなりそうだ。来週は1000社以上が株主総会を開催予定のため、下値では支払われた配当金の再投資が入りやすく、ある程度はしっかりした...
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