【NQNニューヨーク=戸部実華】米長期金利が低下基調を強めている。1日の米債券市場で長期金利の指標となる10年物国債利回りは前週末比0.08%低い(価格は高い)2.57%と、4カ月ぶりの低水準で取引を終えた。相次ぐ低調な米経済指標の発表を受け、相対的に安全資産とされる米国債に買いが入った。景気悪化を織り込む債券市場では、早くも「2%に低下する余地がある」との声も一部では出てきた。 ■注文を控える 「製造業(の活動)が冷え込んできたのが鮮明だ」(JPモルガン)。1日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した7月の米製造業景況感指数を受け、市場ではこうした見方が広がった。7月は52.8と...
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