来週(8月22~26日)の外国為替市場で円相場は軟調な値動きか。25~27日開催の国際経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」を控え、米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締め継続による米金利の先高観を意識した円売り・ドル買いが出やすい。今週の円安・ドル高進行のペースが速かったことから、下値では持ち高調整目的の円買い・ドル売りが入りやすいものの、市場では1ドル=137円台への下落を見込む声があった。欧州景気の悪化懸念から、ユーロについて1ユーロ=1ドルの等価(パリティ)割れが再び意識されている。ユーロに対するドル買いが、円相場にも波及しやすいとみられる点も円相場の重荷となる。
同期...
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