【NQNニューヨーク=戸部実華】欧米の中央銀行による利上げが加速するとの観測が強まっている。8月31日のニューヨーク債券市場では、金融政策の影響を受けやすい米2年物国債の利回りが15年ぶりの水準に上昇(価格は下落)した。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が積極的な金融引き締めを続ける姿勢を示したのに加え、インフレの高止まりが警戒される欧州でも大幅利上げが実施されるとの観測がくすぶり金利上昇に拍車をかけている。 ■月末でも金利上昇 31日は米2年債利回りが一時3.50%と前日から0.05%上昇し、2007年11月以来の高水準をつけた。米クリーブランド連銀のメスター総裁はこの日の講演で「...
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