旧ソ連の最後の指導者ミハイル・ゴルバチョフ元大統領の葬儀が3日、モスクワで営まれた。儀仗兵が派遣されたが、国葬ではなかった。ロシア国営放送と国営通信社は葬儀を淡々と伝えただけだ。冷戦を終結させた功績を大きく報じた西側メディアとの違いはあまりにも大きかった。ただ、多くの市民が長い列をなして参列していた。ニューヨーク・タイムズ紙は「ゴルバチョフ氏が始めた自由化が不完全だったことを残念がる深い思いを示す。政府に対する無言の抗議」と報じた。 モスクワ駐在中、ゴルバチョフ氏と会う機会があった。1997年に中国の最高実力者だった鄧小平氏が死去し、そのコメントをもらうためだ。ゴルバチェフ氏は「鄧小平氏...
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