【NQNニューヨーク=松本清一郎】米市場を「CPIショック」が襲った。8月の消費者物価指数(CPI)は総合指数、エネルギーと食品を除くコア指数とも市場予想を上回った。米連邦準備理事会(FRB)の一段の利上げと金融引き締めの長期化観測を誘い、米ダウ工業株30種平均の下げ幅は一時800ドルを超えた。CPIでは住宅関連を含むサービス価格は上昇が加速し、物価高の「粘着性」が意識される内容だった。市場で再び浮上しつつあったインフレピークアウト論は打ち砕かれた。 ■モノよりサービス 「7月のCPIが示したインフレ減速は短命だった」(モルガン・スタンレーのエレン・ゼントナー氏)。8月のCPIは総合指数...
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