【NQNニューヨーク=古江敦子】新たな四半期が始まった3日、米債券市場では長期金利が急低下した。欧州の金融市場で流動性低下が警戒されたのに続き、米市場では米サプライマネジメント協会(ISM)の製造業指標の悪化で、景気減速懸念が強まった。欧米中央銀行の金融引き締めペースが和らぐとの観測まで浮上し、債券相場の変動率は高まったままだ。 ■景気後退入りの可能性 米長期金利の指標である米10年物国債利回りは一時、前週末終値比0.27%低い3.56%まで低下(価格は上昇)した。前週に一時4%台をつけるなど債券売りが進んだ反動で、期初とあって機関投資家によるポートフォリオのリバランス(資産配分の見直し)...
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