日銀短観は大企業、特に製造業の業況判断DIが注目を集めることが多い。しかし、今の短観で注目するべきは、急激な円安下における企業の経営だろう。 日銀のイールドカーブ・コントロールは、財政によるファイナンスコストを抑制するには効果的だろう。米欧の主要中央銀行が金融引き締めを行うなかで日本だけが緩和を継続しており、日本と海外の金利差を背景に強い円安圧力にもなっている。 10月3日に発表された9月の短観において、大企業製造業の業況判断DIは6月時点での見通しの10より2ポイント低い8となった。12月の予想は1ポイント上昇の9となっている。 前回6月の短観では、企業への調査期間となった5月30日か...
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