【NQNニューヨーク=川上純平】景気減速に対する警報が市場で鳴り響いている。国際通貨基金(IMF)は11日、世界景気について「最悪の事態はこれからだ」と警告。10日には米大手銀トップが来年にも米国が景気後退局面に入ると予想した。市場参加者の先行き不安はこれまで以上に高まっている。 IMFは11日に示した世界経済見通しで、2023年の成長率予想を2.7%と前回7月から0.2ポイント下方修正した。先進国は0.3ポイント下げて1.1%とした。「米国や欧州連合(EU)、中国の三大経済圏は減速し続ける」とし、「多くの人にとって23年は景気後退期のように感じられるだろう」と悲観的な見方を示した。 ...

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