【NQNニューヨーク=古江敦子】12日の米債券市場で10年物国債相場は5営業日ぶりに反発し、利回りは前日比0.06%低い(価格は高い)3.89%で終えた。9月の米消費者物価指数(CPI)の発表を13日に控え、持ち高調整の債券買いが入った。ただ、金利の上昇基調は崩れていない。原油などエネルギー価格が年末にかけて上昇するとの見方が多く、インフレの高止まりが金利上昇を促しそうだ。 ■エネルギー価格が再浮上 CPIに先駆け、12日に発表された9月の米卸売物価指数(PPI)は前月比0.4%上昇と市場予想(0.2%上昇)を上回った。インフレの粘着性の強さを示し、「米連邦準備理事会(FRB)は次回11月...
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